梅雨らしい天気が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この1ヶ月ぐらい、通勤以外でほとんどバイクに乗れていません。
本日は、岩崎が担当いたします。
さて、今日はミニッツレーサーシリーズの初級メンテナンスの話
をしたいと思います。なんで今更?と思われる方もいらっしゃる
と思います・・・
ここ最近、あるテストでMR-03をひたすら走らせているのですが、
その車両メンテナンスを行っている際に、改めて大事だな~と
思い、ひょっとしたらこのブログをご覧になっている方の中にも
走らせっぱなしの人もいるかな~と思いまして。
ということで始めさせていただきます。
ミニッツレーサーシリーズは、サイズを超えた走行性能を有して
いると自負しておりますが、走行を重ねて行くとどうしても初期の
性能から少しずつ落ちていきます。
そんなとき、初期の性能を取り戻すためのメンテナンスが必要に
なります。順序は特に問いませんが、下記に紹介するメンテナンス
は定期的に行うことで性能を維持できるので、是非行ってください。
まず、4輪全ての軸受け部の清掃です。
特にカーペットコースを走らせている方、写真のように糸くずが
絡んでいると思います。写真ではリヤですが、フロントのホイール
シャフトも同様にチェックし、糸くずがついていたら取り除いて
ください。
次に、ピニオンギヤのチェックです。
ピニオンギヤの歯と歯の間に結構ゴミがつまります。これも同様に
爪楊枝などで奇麗にして上げてください。また、この際に歯が潰れ
ている場合には新品に交換してください。ギヤの音がうるさい車両
は大抵ピニオンを交換することで直ります。このとき、受け側の
スパーギヤも同様にチェックし、清掃してくださいね。
次に、サスペンションの動きをチェックします。
実際にサスペンションを動かしてみて、ひっかかりなどがある場合
はキングピンやアッパーアーム取付の黒いシャフトにキングピン
オイルをさしてみてください。リヤも同様に動きが渋い場合には
ダンパーロッドにキングピンオイルを塗布してみてください。
もちろん、オプションのステンレスシャフトやリヤオイルダンパー
に交換していただくことでノーマル以上の性能を得られますが、
ここではあくまで「ノーマルパーツの性能を維持する」目的で紹介
しています。
そして、最後にモーターです。
これはメンテナンスというよりも交換です。同一条件で明らかに
以前よりもパワーが落ちたと思う時は、残念ながらモーターの寿命
です。この場合、新品へ交換することで元のパワーに戻ります。
と最低限のメンテナンスを紹介してきましたが、皆さんはちゃんと
行っていますか?これらをきちんと行うことで、ミニッツレーサー
はフルノーマルでもかなり高性能な走りを実現します。ですが、
たったひとつだけ推奨オプションパーツがあります。
それはボールベアリングですね。
ベアリングだけは是非装着していただきたいです。安いパーツでは
ありませんが、装着によるデメリットはありません。むしろ、耐久性
やランタイムの向上等、いいことづくめです。
その他のオプションパーツに関しては、もちろん好みに応じて
装着していただければ性能アップは間違いありませんが、ノーマル
車両の素晴らしさも味わっていただきたいと思います。
定期的なメンテナンスで末永くミニッツを楽しんでいただければ
幸いです。
↧
今更ながら?の初級メンテナンス
↧